まだ、続いてました・・・

お久しぶりです。
最近のはなしなどを、少々。

厚生労働大臣の問題発言覚えてますか?
女性は云々・・・というやつですが。

自分は最初たいして気にしていなかったんですが(相棒もそんなこと思ってないだろうと確信していましたので)、そうも言っていられなくなったので、ここでちょっと愚痴などを・・・

その発言を経ての国会?での討論会みたいなモノをテレビでやっていました。何気なくついている状態だったのですが、その中で総理(だったと思う)が「安心して子供を産み育てて行ける日本」というようなことを発言されていました。その時、いっしょにテレビを見ていた家族の中から「今の日本で子供を安心して生めないのは、最近の子の我が侭によるものだと思う」という言葉が出たんです。続いて、「少子化になったのもそれぞれが、自分のことを優先して考えるせいだ」とも。

自分の部屋で泣きましたよ。
なんか、女性である自分を全否定された気がして・・・
悔しかったですねぇ。
それ以上に情けなかった。

目の前に流産を繰り返している人間(自分のことですが)がいるのに、平気でそういったことが言える浅はかさが。
実際、子供を持ちたくても持てない環境にあるヒトだって沢山あるし、女性である以上仕事と妊娠・出産との兼ね合いって真剣に考えているんじゃないですか。
その結果、産まない・育てないという選択しもあるし、自分のキャリアを捨てて、妊娠・出産を選ぶ女性だっている。
また、子供が欲しくてもできない場合だってある。できても、生まれない場合だってある。

自分の周りでも、仕事と育児の両立に悩んでいる同僚はたくさんいます。
おもに、子供が調子悪いときにどうするか・・・がほとんどです。
仕事に来た以上、調子が悪くなった子供が保育園から帰されてきても、預ける場所がないのだそうです。
また、朝から調子が悪くても。急に仕事を休むことができない。

自分はその状態になったことがないから、本当には判らないんだけれども、サポーターがいないと判っているのに、子供をうむんじゃなかった・・・という同僚もいます。

これも全部、我が侭なんでしょうか?

厚生労働大臣の問題発言の中には「女性が家にいれば(今、自分があげたような事を考えなくても良くなるから}大丈夫で、少子化もなくなる」と言う意味なのでしょうか?

まぁ、確かに自分は我が侭で、こんな結婚生活をおくらさせてもらってますが、身近での小さな波紋がいまどんどん心の中を被っています。

・・・で、ちょっと鬱が入っていたりするわけなのですが。

最近の安定剤は『春を抱いていた』なんです。
所詮マンガだし、オススメできるジャンルでもないんですが、人間として対等なパートナーシップとは?を考えさせられる本です。
もう、何度も繰り返し読んでるんだけど、この件以来、内容をかみしめるように読み直してます。

自分も相棒とよりよいパートナーであるために。