こまったちゃん

同じ職場にどうしようもないコマッタちゃんがいる。
もう、3年目になる娘(こ)なんだけど、あまりにも仕事が雑!
今年の4月に出てきた新人の方がよっぽど気が利き、仕事も確実。
昨年もコマッタ君が入ってきていたんだが、良い勝負かも知れない。
これからは、どんどん後輩を育てて行く立場にいるはずなんだが、あまりにも心配である。今日なんかあまりに酷いので、後から殴ってやりたい衝動を抑えるのが大変だった。
最も問題なのは、コマッタちゃんがその現状に気付いてないことであり、また、気付かないことに全く無頓着なことである。
いけしゃぁしゃぁと「知らないです」と言われたときには自分の頭の血管が数本ブチギレタ音を聞いた次第である。
いい加減にしろよ〜といいたい。
説に説に早くやめて欲しい物である。

コマッタちゃんもコマッタ君も職場にはいらない、自分は欲しくない。

かといって指導すると「○○さん(自分のこと)が怖いんです」と上司に向かって泣きつくような娘で、非常に疲れる。
昔の娘の方がバイタリティも仕事に対する態度も全然マシだった。
判らないことはまず調べて、なおかつどうしても理解できないことを選択して質問してきた。
昔は良かったと思えるほどに自分がとしをとったのかもしれない。

教育と文句と意地悪の区別ができないコマッタちゃんとコマッタ君。
言うだけエネルギーの無駄を感じる。

まだ、学生相手の方がいくらかマシと思う自分がすごく怖い。

相棒よ、どうしても耐えられなかったら、やめても良いかい?

自分が耐えられないのが先か、コマッタちゃん達が移動するのが先か・・・
掛けてみよう。

自分は仕事がそれなりに好きなんだろうと思うんだが、そしてまた、職場をいい環境に持っていきたいんだが、非っ常に難しい状態である。
自分に、一言二言言われたぐらいでは、全くめげそうにないのもコマッタちゃんとコマッタ君の共通した所である。
そのくせ、上司には言いつけるんだからたちが悪いとしか言いようがない。

ある先輩に愚痴ったら、「その人達はもう人間性の問題だから、○○(自分)が悪者になる必要はないよ、無視していなさい」との助言をもらった。

でも、コマッタちゃん達とはこれからも仕事をしていく以上、せめて、もう少し役に立ってくれないと困る。

ジレンマだ。

最近の子はどのような育て方をされていたんだろう?
いい加減に職場における自分自身の立場を気付け!

来年の4月にはこのままだと後輩に抜かれてしまうぞ。危機感は感じないのか。

コマッタちゃん達を出さない教育をぜひぜひ行って欲しい物である。

できなきゃ、自分がやりたいなぁと思うのが本音である。

大したことはなかったのに、非常につかれた日だった。